コンセプト
あこがれ先生プロジェクト!！ 発起人 中村文昭氏の想い
全国各地を中村文昭が講演で回らせて頂いている中でここ数年、小学生、中学生、高校などの学校関係に呼んで頂くことが多くなりました。
様々な学校で様々な生徒さんを対象に講演会をやらせて頂いております。そんな時、いつも気が付くことは全国各地のどの学校にも凄く教育熱心で生徒思いの素敵な先生方がたくさんいらっしゃるということです。
生徒のために本気で泣き、本気で叱り、本気で大笑いしてくれる先生。そんな先生方と講演が終わった後にお話をしていると、本当に感心するすばらしいお話しをたくさん聞かせていただけます。派手なことではないのですが、日々コツコツとやっていらっしゃる先生方からお話しを聞いていつも頭の下がる思いがします。
しかし、テレビなどメディアでの教育現場の話題となると暗いニュースばかり・・・
不祥事を起こすような先生がいることもひとつの事実かもしれませんが、表に出てこないだけで素敵な先生や、素晴らしい教育理念を持った学校はたくさんあります。そういった先生方や学校にスポットが当たる場所をつくり、たくさんの方に知ってもらいたい。学校という場所が子ども達にとって先生にとって、そして先生にとって、そして地域にとってもっと素敵なもっと楽しい場所になるように・・・そんな思いで「あこがれ先生プロジェクト」というイベントを企画しました。
同じ教員という立場にいらっしゃる先生方をはじめ、子供を持つ親御さんや生徒の皆さんと一緒に、さらなる教育現場の発展を担えるイベントを目指して！！
実行委員長ご挨拶
「あこがれ先生プロジェクト！！in長崎」実行委員長 奥村純子
私は３０年間、長崎県の小学校教師をしていましたが、４年前に退職いたしました。その頃より、心配していることがあります。 幼い頃から、「先生になりたい」という想いを抱いて、念願の教師になって働いた教育現場が大変な状況になっているのは、なぜだろう。それは、今の学校現場は、日々の雑務に追われ、精神疾患等で休職する教職員が年々増えているという状況からも推察されます。 私は、「教師が元気でないと、未来を担う子ども達の教育はできない。」と思っています。そのためには、先生方が笑顔で子ども達と接することが大事だと思います。 なぜだかこの想いが「あこがれ先生プロジェクト」の趣旨と通じるものがあると考え、長崎の地で開催し、先生方を元気にすることが、少しでも自分の恩返しになるのではないかということで、主催者に立候補いたしました。
私は、ここ数年、テレビの話題や新聞の記事で、教師や学校の不祥事を取り扱った報道が目立つのが気になっていました。そういう事件を起こしたのは、ほんの一部の方なのに、その後ろの何千倍、何万倍の素敵な先生方を隠してしまっているように感じ、残念でなりません。 このイベントを通して、さらに熱い想いを煮えたぎらせた先生や少し精神的に弱っていたけど、熱い想いを再燃させた先生方がつながるきっかけになれば、素晴らしいと思います。また、現役の先生に限らず、先生を目指そうとしている人や子どもを持つ親御さん、教育に関心がある方などと、多くの方々に参加して頂きたいです。